ROAD to UTMB ~100マイラーへの道~

4月よりUTMB(UTMF)完走までの記録を綴っていきます。基本的に週1更新。大会の詳細は細かく綴っていきます。

東京までママチャリで行った話④

4日目 羽田空港~都内の友達の家

 

《怖い絵展がとりあえずやばかった》

 

辺りがうるさくなってきて自分は目を覚ました。朝と夜ではやはり人の量が違う。

自分は寝袋を畳んで寝床を後にし、コンビニでおにぎりを買ってとりあえず朝食を取ることにした。

この日は友達の家に元々泊まりに行く予定があり、友達の家(葛飾区)まで行くスケジュールだった。ただ友達の家に行く前にどうしても行きたい場所があった。

それが

「怖い絵展」だ。

怖い絵展とは上野の森美術館で開かれている美術展のことで、現在話題になっている美術展のことだ。

美術にはあまり興味はなかったが、「怖い」 とついているくらいなので面白そうだなあと思い無性に行きたくなった。

 

怖い絵展に行くことを楽しみにし、荷物をまとめてすぐに僕は葛飾区方面に向かうことにした。

羽田空港の駅から昭和島駅にモノレールで向かった。

駅到着後すぐに自分はチャリに乗ってペダルを漕いだ。

東京の土地勘にもだいぶ慣れ、段々走り方が分かってきた。1時間半くらいチャリを進めると上野の手前にあるアメ横に着いた。

お腹も空いていたのでせっかくの機会だから寄ってみることにした。アーケードに入ると四方八方から無数の声が飛び交う。「お兄ちゃんここで一杯どうだい」  「おいしいよおいしいよ」 「ここまで来て何も食べないで帰るのはもったいないからー」

さすがの客引きだなーと渋々感じた笑笑

 

たしかにアメ横に来て何も食べないで帰るのはあれなので、ひとつ海鮮丼を頂くことにした。

店に入って注文するとすぐに海鮮丼がきた。お腹がぺこぺこだったのでとても美味しくいただけた。

 

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腹ごしらえを済ませたところでいよいよ上野の森美術館の怖い絵展に向かうことにした。

チャリを漕いで20分ほどすると上野の森美術館に着いた。

既に美術館の周りには人がたくさんいて相当人気なのが分かる。

 

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(外から眺めるとこんな感じ)

 

怖い絵展は6つのエリアで分かれている。

1章 神話と聖書

2章 悪魔、地獄、怪物

3章 異界と幻視

4章 現実

5章 崇高の風景

6章 歴史

 

こんな具合に分かれている。

混雑していたため、中々ゆっくり見ることはできなかったが、何より演出(行ってからのお楽しみに)が秀逸だなあと感じた。(一言で表すと人間が小さくなって一つの物語の中に吸い込まれていく感じです)

 

…中の様子をすべて伝えるとキリがないので、とりあえず見た感想だけを言うと、美術というものを怖いというワードでまとめて印象を上げる客引きがまずすごいと感じた。普通に美術展をやるよりも何倍も経済効果はあるだろうし、こういったスタイルの美術展や歴史展がもっと増えれば面白いなあと思った。そして何と言ってもこの美術展で美術や芸術に対する考えが180度変わった。自分は元々歴史を知るのが大好きだが、芸術や美術に視点を当てたりして歴史を勉強することも大切なんだなと感じた。

 

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( 今回の美術展の目玉の作品『レディ・ジェーン・グレイの処刑』何が怖いのかは行ってからのお楽しみに^^*   by Google ) 

 

この上野の森美術館での怖い絵展は12月17日まで開館されているので、お時間ある人はぜひ1度足を運んでみてください。(お土産コーナーもすごかったです)

 

怖い絵展を見終わったところで、いよいよ友達の家へ。葛飾区を走ってて思ったのが意外と住みやすそうな町だなーということ。こち亀両津勘吉もここら辺で働いているのかって思うと親近感が湧いた自分だった。

そして遂に葛飾区在住の友だちに会えた。会った瞬間、お前宮城からチャリで来たとかやばいなと言われた自分。(、はい、たしかにヤバいやつですね笑。)

夜はその友達の家で宅飲み🍻

成人式の話や就職の話などで盛り上がった。

友達の手作りカレーもご馳走になり、とてもいい時間を過ごせた夜となった。🍛

 

疲れていたのでその日は早めに就寝…

 

そして次の日いよいよ宮城へ帰る旅が始まる。

 

次回へ続く…

 

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